『中間管理職は孤独だ』と感じている人は、なにか悩みを抱えています。
上司から無理難題を言われ、部下は思ったように言うことを聞いてくれない。
悩みを感じてしまっている人の問題解決方法は「きっかけ」です。
この記事では、中間管理職のお悩み解決にオススメなビジネス本を紹介しています。
- 中間管理職をしている人
- 職場を任されている人
- 仕事への不満を解決したい人
実はビジネス本と言っても、今回紹介するものは読みやすくて興味が持てる内容のものばかりです。
この記事を読むと、実際の悩みについて解決の糸口を見出すことができます。
実際に私が中間管理職時代に読んで自分自身の意識を変え悩みを解決してきました。
中間管理職11年の経験者が語るアドバイスです。
中間管理職の抱える悩み
中間管理職になると、責任の重さ、労務管理の難しさに直面することになる。
孤独も感じて、人には聞くに聞けない悩みが多くなります。
- 部下の指導方法で苦戦している
- PDCAの手法をイマイチ理解していない
- 顧客満足の意味がピンとこない
- 文章の書き方で注意される
- 相手に物事が伝わらない
そんな悩みをちょっとだけ解決してくれる本があります。
部下の指導方法で苦戦している
はっきり言って、自分が上司になったから部下を指導するという考えが間違いです。
上目線だから誰もあなたの言うことには、賛同しないのです。
時代は、指導ではなくコーチングに多くの指示を得ているのが実態です。
ここで読んでほしいのがコチラの本
- 著者・・・上村 光弼
- 発売日・・2002/11/20
- ページ数・199ページ
実は上村先生のセミナーに参加して、コーチングの重要性を感じました。
実際にコーチングで部下の育成をしてみると、みるみるうちに信頼度が向上します。
コーチングとは、人の能力と喜びを最大限に引き出し、自己実現をサポートするためのコミニュケーション技術のこと。
この本では、人間の行動する要素として「危機感」「快感」「価値観」を取り上げ、リーダーとしてのモチベーションのもたせ方やマネージメントのあるべき姿を説いています。
今から20年前に出版された本ですが、根本に軸となる部分がしっかりしているので、年月が過ぎても相手の心をがっちり掴むことができる一冊です。
PDCAの手法をいまいち理解していない
中間管理職とは「1ヶ月後のあるべき姿」を予測して仕事をしていなければならない。
それは、全てにおいて「想定内であること」にしておくことが上司としての役割なのである。
未来を組み立てること、まさに、PDCA手法を理解していなければできないことなのです。
ここで読んでほしいのがコチラの本
- 著者・・・週間SPA!編集部
- 発売日・・2008/6/30
- ページ数・222ページ
この本は旭山動物園が、廃業寸前から日本一の動物園になっていった軌跡が描かれた作品です。
よく「相手の目線で物事を考える」と中間管理職は言われることがある。
自分の目線と相手の目線では、大きなギャップが生まれ、そのギャップ差が溝として職場環境の問題を大きくしています。
この本を読んでみると、相手の目線を考えた工夫、十数枚のスケッチから実際に行動に移した内容。
まさに成功の体験をPDCAで回した実例を読むことができるのは「旭山動物園の奇跡」です。
顧客満足って何?
どの会社でも「顧客満足」を歌っている会社が多いが、会社自体その本質を理解しているのだろうか。
この本を読むと、ディズニーランドの成功を「顧客満足」「企業価値」という視点から価値観を学ぶことができます。
ここで読んでほしいのがコチラの本
- 著者・・・トム・コネラン(著)、仁平和夫(翻訳)
- 発売日・・1997/11/27
- ページ数・221ページ
ディズニーランドは今でも大人気なテーマパーク、そこには価値観を提供する顧客満足がある。
顧客満足と得るための付加価値の考え方を学びたい人は、ぜひ読んでほしい一冊である。
文章で上司にバカにされる
一度や二度、上司に自分の文章を鼻で笑われた経験はありませんか。
きちんと考えを整理して表現できないことが、どれだけ仕事の妨げになっているか実際に体験し分かったことである。
相手に伝わる文章すなわち、具体的に文章の書き方をまとめることはビジネスマンに必要なのです。
ここで読んでほしいのがコチラの本
- 著者・・・阿部 紘久
- 発売日・・2009/8/1
- ページ数・206ページ
良い文章とは
- 言いたいことが明確な文章
- スラスラわかる文章
- 簡潔な文章
中間管理職は工場勤務でも、文章を書く機会が多くなります。
日々の企画書、報告書、メール、プレゼン原稿とさまざまな種類の文章を書いている。
だからこそ、「すべての文章に共通する土台作り」のスキルをビジネスマンとして身につけよう。
相手に物事が伝わらない
人前で話す、プレゼンをする時は、自然と話は長くなりがちです。
しかも何がいいたいのか伝わらなくては、仕事も商談もまとまりません。
そこでオススメなのが、7つのチャートを使った思考整理のセブンチャートです。
長い文章もチャート化すれば一目瞭然、大事なポイントを伝えるコツを教えてくれます。
ここで読んでほしいのがコチラの本
- 著者・・・安藤 芳樹
- 発売日・・2021/12/23
- ページ数・205ページ
中間管理職となると「伝える技術」は、どの職種にとっても重要なことです。
この本で書かれている7つのチャートを理解して、実際に使ってみると「わかる!伝わる!成果が出る!」ことを実感できます。
自分の考えを整理することや企画方法の検証にも役立ちます。
デジタル化が進みリモート会議などで、会議の時間も短縮されている現在。
いかに資料をわかりやすく伝えられるか、成果を出す大きなポイントになります。
本を読むなら『Amazon Kindle Unlimited』
ビジネス書を読むなら、Amazon Kindle Unlimitedは良いです。
月額980円(税込み)で小説、ビジネス本、実用本、コミック、雑誌、洋書まで幅広いジャンルから好きなだけ楽しめる電子書籍読み放題サービス。
月に一冊以上の本を読む人なら、利用しない手はありません。
初回30日の無料体験のほか、○ヶ月99円などのキャンペーンも実施している。
今回紹介したビジネス書も、Amazon Kindle Unlimitedなら0円で見れる本もあります。
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まとめ
今回はビジネス書について、中間管理職のお悩み解決してくれる本を紹介しました。
この記事をまとめると
- 中間管理職の抱える悩み
- 部下の指導法で苦戦している
- PDCAをいまいち理解していない
- 顧客満足って何
- 文章で上司にバカにされる
- 相手に物事が伝わらない
自分のスキルに役立つこと間違いないです。
中間管理職は孤独で誰も助けてくれません、だからこそビジネス書を読んで実践することでいい方向にいくこともある。
今回選んだ5冊のうち4冊は、実際に私が中間管理職の時に読んで『考えの価値観』を変えた本です。
『チャートで考えればうまくいく』の本は、ブログをはじめてから読んだ本で伝え方の意識改革ができます。
まずは一冊、手にとって読んでみませんか。
※ビジネス書は個人の考え方でも大きく違うため、紹介した本が合わない場合もあります。